日本を代表する新たな夜景が決定。 『日本新三大夜景都市』を発表! (通称:日本新三大夜景)

この度、(一社)夜景観光コンベンション・ビューローでは、2015年度に誕生した『日本新三大夜景都市』(通称:日本新三大夜景)の第二回認定を2018年10月5日、「夜景サミット2018 in札幌」において、再認定・発表いたしました。

 

■日本三大夜景都市(通称:日本三大夜景)の認定背景と目的

“日本三大夜景”や“世界三大夜景”というブランドは、いつ誰が決めたものか定かではありません。調べると、1950 年〜60 年代にかけての日本の高度経済成長期、国内旅行がブームとなっていた時代にかけて、旅行会社が商品造成の際に発信したのではと言われていますが、これも確かでありません。一方、それから50 年。日本の夜景は大きく変わり、「三大夜景」というブランドも新たな時代へと入っています。

 

2012年、「夜景サミット2012 in 長崎」にて、「モナコ」「香港」「長崎」を「世界新三大夜景」として認定以降、国内の長崎市では、廃業寸前の稲佐山ロープウェーが驚異的な来場者増を記録し、長崎市の夜景による経済効果は単年で150億円以上を生み出すなど、「世界新三大夜景」のブランド認定による大きな経済効果をもたらしました。

さらに2015年、新たな日本ブランドとして国内外への発信・普及と夜景観光の活性化を目的として「日本三大夜景都市」が誕生し、こちらも各都市で大きな集客効果をもたらしましたが、3年に1回の再認定の年を迎え、この度、新たな「日本三大夜景都市」が発表されました。

 

 ■日本三大夜景都市(通称:日本三大夜景)の選出方法

全国約5,542名の夜景鑑賞士(夜景鑑賞士検定の有資格者)に対して、「日本新三大夜景都市」を1位〜3位まで選出するアンケートを実施。投票された各都市とランキングを、ポイント別に集計。その結果による上位三都市を『日本三大夜景都市』通称、「日本三大夜景」と認定しました。上位三都市を含めた、投票によるランキングは以下の通りです。

 

<第一位> 長崎市

稲佐山、鍋冠山、グラバー園、教会ライトアップ、長崎ランタンフェスティバル等の票も加わり、二位の札幌市と僅差で総合ポイントトップを獲得。近年の積極的な夜景観光に関する取り組みが評価されたと同時に、「世界新三大夜景」認定を発端とした観光集客増、長崎夜景ブランドの全国的認知の向上が、この結果をもたらした。観光ガイド等のソフト面だけでなく、ハード面も年々充実している。

 

<第二位> 札幌市

第一位の長崎市との接戦の末、全国の様々な夜景都市を抑えて二度目の認定。藻岩山をはじめ、大倉山、札幌テレビ塔、旭山記念公園など眺望施設も豊富で、その人気の高さから長崎にさらに迫る勢いとなった。「北海道ならでは澄み切った空気の中で眺める大パノラマは見事」「駅上のホテルの客室からの眺めは絶品」、「さっぽろホワイトイルミネーションや白い恋人パークなど、夜も楽しめるイベントも豊富」など多くの意見を集めた。

 

<第三位> 北九州市

期待されたいた数々の大都市を抜いて堂々の第三位にランクイン。「工場夜景ブーム」を行政が効果的に活用し、様々な商品を生み出しながら継続的なプロモーションを行っている点が評価を受けた。また、「小倉イルミネーション」「北九州アイアンツリー」など、光演出の豊富さも都市の人気や魅力を向上。皿倉山、高塔山、足立公園、門司港レトロなどの視点場も豊富で、その総合力を活かしながら、さらなる上位の可能性も秘めている。

 

 

 

その他の順位は以下の通りです。

※(  )は2015年度の順位

第四位:神戸市(▼前回三位)

第五位:東京都(△前回八位)

第六位:函館市(▼前回四位)

第七位:大阪市(▼前回六位)

第八位:横浜市(▼前回七位)

第九位:京都市(前回九位)

第十位:静岡市(△初)

 

以上が「日本10大夜景都市」となります。