海外10カ国の観光リーダーが集結。長崎市で『世界夜景サミット in 長崎』開催!注目の「世界新三大夜景」が決定。「世界夜景遺産」の創設&「日本新三大夜景」中間ランキングも発表!

一般社団法人 夜景観光コンベンション・ビューロー(代表理事・丸々もとお)は、2021年11月19日(金)、長崎県長崎市・出島メッセ長崎において「世界夜景サミット in 長崎」を開催しました。“世界初”の夜景観光の未来を見据えた国際会議として、世界10カ国・地域の観光分野の代表者が一堂に集結。地域固有の資源である夜景を有効活用するべく、各国地域の観光分野の代表者が、発展期を迎える“成長型夜景観光”について率直な議論を交わしました。

サミット第一部では、「共同宣言式」として「夜景観光」の可能性を意識として共有。共同宣言書への署名を行うなど、「夜景観光」による世界の国家・地域の新たなる連携のスタートを切りました。

第二部では各国地域によるパブリックスピーキングをはじめ、10年振りとなる「世界新三大夜景」を発表し、見事、「モナコ」「長崎市」「上海」に決定。その他、世界初の夜景観光ブランド「世界夜景遺産」の創設発表や、「日本新三大夜景」の中間結果発表など、会場は大きな盛り上がりに包まれました。また第三部の鍋冠山公園の夜景視察ツアーでは、三菱造船所「ジャイアントカンチレバークレーン」の特別ライトアップ、夜景の中に北斗七星が夜景灯(光)で出現する「長崎夜景物語」を鑑賞、ヒルトン長崎の懇親会では参加者によるグローバルな交流が行われました。

開催概要

主  催:一般社団法人 夜景観光コンベンション・ビューロー

共   催:長崎市、北九州市、札幌市

後   援:観光庁、長崎県、一般社団法人 長崎国際観光コンベンション協会

協   賛:長崎商工会議所、医療法人タピック、東南植物楽園、株式会社上滝、株式会社九電工、

株式会社メモリード、株式会社十八親和銀行、一般社団法人 長崎県観光連盟、長崎旅館ホテル組合

名  称:長崎開港450周年記念連携事業「世界夜景サミットin 長崎」

開催日時:2021年11月19日(金)

開始時間:【第一部】共同宣言式 10:30~12:00

【第二部】講演会   14:00~17:50

【第三部】夜景ツアー&懇親会 18:00~21:30

会   場:出島メッセ長崎・コンベンションホール(〒850-0058 長崎県長崎市尾上町4-1)

アクセス:JR長崎駅西口直結

参加者数:述べ150名が参加

海外参加:オーストラリア政府観光局、スペイン政府観光局、タイ国政府観光庁、台湾旅遊交流協会、中国駐東京観光代表処、トルコ共和国大使館 文化広報参事官室、駐日ハンガリー大使館、ツーリズムセクションフィリピン共和国総領事館 大阪、ポルトガル政府観光局、モナコ政府観光会議局(五十音順)

 

「世界夜景サミット in 長崎」主な発表内容

1)海外10ヶ国・地域が参加!世界初、夜景観光促進に向けた「共同宣言」を実施!

第一部に行われた「共同宣言式」では、日本を代表する夜景観光都市(長崎市、北九州市、札幌市)の市長および副市長、日本政府観光局(JNTO)、観光庁をはじめ、海外10カ国の代表者が集い、代表する夜景の紹介や近年の夜景観光に対する具体的な取り組みの発表が交わされました。その後、世界の各国・各都市が夜景観光活性化に向けた協調と同意が共有され、「共同宣言書」に対する署名を行い、各国や各地域の将来的な連携に期待高まるシーンとなりました。

※左写真は、各国代表者の全員でメディア撮影の様子。

 

2)注目の「世界新三大夜景」は「モナコ」「長崎市」「上海」に決定!

第二部のメイン企画として「世界新三大夜景都市(通称:世界新三大夜景)」の発表を約10年ぶりに実施。2012年に開催された「夜景サミット2012 in 長崎」では、「香港」「モナコ」「長崎市」の3都市が「世界新三大夜景都市」として認定されレました。本サミットでは「夜景観光士」6,100人へのアンケートや認定委員会に夜厳正な審査による、最終決戦で選ばれた20都市のランキングを発表。ランキング上位の3都市を新たな「世界新三大夜景」として、「モナコ」「長崎市」「上海」の三都市を認定し、授与式を行いました。

ランキング第1位:モナコ

ランキング第2位:長崎市(日本)

ランキング第3位:上海(中国)

3)世界的夜景ブランド「世界夜景遺産」創設。世界10箇所の認定登録地を発表!

国内夜景ブランド「日本夜景遺産」の17年に及ぶ活動を経て、世界的な夜景鑑賞及び夜景観光の価値向上、経済効果促進、夜間景観の保持や文化的発展を目的に、世界的夜景ブランド「世界夜景遺産」創設を発表。今後、夜景観光の世界的な発展はもちろん、世界のナイトツーリズムの核となる観光ブランドを目指しています。本サミットでは、認定された世界夜景遺産認定登録地10箇所の発表と共に、認定登録された各国の代表者に対して授与式を行いました。

※商標登録『世界夜景遺産』出願中

4「北九州市」が第1位を獲得!3年ぶりの「日本新三大夜景」再認定に向けた中間ランキングを発表!

「日本新三大夜景」は2015年に国内外の夜景観光活性化を目指して誕生した夜景ブランド。全国の夜景観光士の投票結果から上位三都市を認定するもので、三年に一度の更新をしています。本サミットでは約半数の集計結果として、中間ランキングを発表。第三位は「長崎市」、第二位は「神戸市」、第一位は見事「北九州市」が獲得しました。次回、2022年3月開催予定「夜景サミット in札幌」では最終ランキングを発表し、新たな「日本新三大夜景」が決定します。